モンゴルの弦楽器「馬頭琴」やホーミーなどの一人二重唱「喉歌」を演奏する嵯峨治彦と、朗読・5弦カンテレ・サンドアートパフォーマンスの嵯峨孝子によるユニット。
民族楽器の生演奏を、世界各地の民話や詩の朗読・砂アニメと緻密に融合させる独自のスタイルで、札幌を拠点に全国各地で公演活動。
野花南ホームページはこちら。
自然の循環と命について教えてくれる先生。
ことこと倶楽部では綿の栽培やものづくりを学びます。
こどもたちに優しく版画の世界をひらいてみせてくださいます。
このホームページの「ことことのおうち」も、村田先生の絵です。
こどもたちに届く楽しい絵はがきも、村田先生の版画。
《ことこと》になくてはならない温かい木版画家です。
二十五絃箏をわざわざ茨城県から運び、こどもたちに会いに来てくださいました。
見とれるほどに美しい指の動きで二十五絃箏を奏で、《ことこと》のこどもたちを魅了しました。つぐみ先生に憧れ、つぐみ先生のあとを追いかけてお箏を弾いていきたいと思うこどもがきっと現れることでしょう。
つぐみ先生のホームページは、こちら。
ある日ふわりとやってきて、《ことこと》を興奮の渦に巻き込んだ歌姫です。すばらしい声の持ち主、大切な歌を伝える人、いろいろな民族の歌の思いをこどもたちに繋ぐ人。そのための「声」を教えるのが、シズリンの本当の仕事です。これからも、《ことこと》にふわりと遊びにやってきて、歌の思いをつなぎます。
おおたか静流先生のホームページは、こちら。
のこ先生は‘声’を追求している音楽家です。そして‘声’のためには‘息’と‘身体’がよくなくてはいけないと考えている歌手です。《ことこと》のこどもたちに、良い声を出すための《おなかのボタン》を教えてくださいました。
《おなかのボタン》の次を、こどもたちが待っています。
宇陀紙保存技術保持者、つまり技の人間国宝である福西先生は、わざわざ《ことこと》においでくださり、優しく楽しく一流の手漉きの体験をこどもたちに与えてくださいました。福西先生が《ことこと倶楽部》においでくださったきっかけは、実は「お三味線」なのです。
これから《ことこと》のこどもたちと福西先生の、和紙を通した深い交流が始まります。
珠実先生は、福西先生のお弟子さんです。和紙に魅せられ、お仕事を辞めて、紙漉きの一からを福西先生に学ばれました。そういう真っ直ぐな生き方をこどもたちに伝えていただくのが、《ことこと》での珠実先生なのです。土塔庵で、こどもたちに紙漉きを丁寧に指導してくださっています。
山伏は突然、法螺貝を吹きながら颯爽と《ことこと》に登場しました。大峰山で修業をつまれた、本当の山伏でした。「どこに住んでいるの?」とのこどもの問いに「山の中だよ…」、実は新都山流尺八の偉い先生です。山伏のご指導がよく、みんな法螺貝が吹けるようになりました。
中村先生は《ことこと倶楽部》の長老さまです。先生がやんちゃな少年だった頃のわらべ歌遊び、こどもの労働歌としての子守り歌、そして現代の日本が忘れつつある戦争体験を、中村先生が《ことこと》のこどもたちに直接伝えてくださいます。
中村先生のホームページは、こちら。
尺八についてご指導くださいます。尺八の世界では、竹の一本一本が、そして演奏家の一人一人が、それぞれ違う音色を持っています。《ことこと》のこどもたちが、あたりまえのように耕山先生の音色を聴いて育ったことの幸せに気づくのは、いつでしょうか。
森田先生のホームページは、こちら。
春樹先生は《ことこと倶楽部》の大黒柱です。
古典の地歌から現代邦楽までの幅広いレパートリーをもつ春樹先生は、こどもたちに寄り添い、こどもたちの歩幅で共に邦楽の道を歩いてくださる、邦楽の世界では稀有なお師匠はんです。
作曲家としての春樹先生と《ことこと》のこどもたちとの関わりからは、新しい作品が生まれています。
狩谷先生のホームページは、こちら。
一度遊びに来てくださいとお願いしていたら、びっくりするような大きな和太鼓を持って、本当に遊びに来てくださいました。楽しい飛鳥大五郎先生のお話、ダイナミックな太鼓、津軽三味線、笛の演奏を聴かせていただき、《ことこと》は大興奮。
和太鼓の響きは、いつも、いつまでも、日本人を心の底から揺さぶります。
舞太鼓あすか組のホームページは、こちら。
普段は気さくな大阪のおっちゃんですが、実はスペイン留学中に巨匠セゴビアに認められるほどの音楽性をお持ちで、現在は関西を中心に活躍されています。2006年度の《ことこと》では、ギターとお三味線の違いを学ぶ折にお招きしました。実に多彩な音色を出せるギタリストです。
こひつじ保育園を創立時から支えてこられた先生方の愛と経験が、今、《ことこと倶楽部》の土台を支えてくださっています。こどもたち一人一人に向けられる先生方の温かい心くばりと優しい眼差しこそが、こどもの居場所としての《ことこと》を成り立たせています。
尺八を演奏されるときは、折本岳慶山(おりもと がくけいざん)というお名前で出演されます。精力的な演奏活動の合間に《ことこと》に来ていただいて、演奏や箏や三味線のご指導をお願いしています。「舞太鼓あすか組」のメンバーでもあります。
京都を中心に活動されています。いつも久保先生は、舞台で実に楽しそうに演奏されます。その演奏することの楽しさを《ことこと》のこどもたちに伝えてくださいます。ていねいで温かいご指導を、こどもたちは楽しみにしています。
こひつじ保育園でのボランティア活動で、直子先生とお箏を体験したこどもたちが、卒園後《ことこと》に入ってきています。直子先生のお箏は、真っ直ぐでピュアな音がします。この音色がこどもたちにとってのお手本であってほしいと願っています。
わらべ歌と遊びをご指導くださいます。中井先生はたくさんのわらべ歌遊びをご存知ですが、何よりも先生の存在とお人柄そのものがわらべ歌のようで、周りのこどももおとなも温かい気持ちになります。わらべ歌遊びをとおして、中井先生も《ことこと》のこどもたちと一緒にゆっくり歩いてくださっています。
毎回、中井先生と共にわらべ歌と遊びのプログラムを計画し、指導していただいています。その歌と遊びの組み合わせは、いつも絶妙で、お二人は名コンビです。常に、こどもたちの目に触れない部分での細やかな準備とご指導に徹しておられますが、何を隠そう、実は木戸先生こそ《ことこと倶楽部》のパワフルエンジンなのです。
2007年度から取り入れ、大評判だった「狂言遊び」を指導してくださいます。能狂言という極めて伝統的な世界で《ことこと》のこどもたちとどのように遊ぶのか、今年度も気鋭の研究者が挑みます。
2007年度から、《あべの邦楽こども教室》より《ことこと倶楽部》に、応援でお三味線を指導しに来てくださいます。講師の中では一番若い先生ですが、ゆったりとした自然体なお三味線の指導は、こどもたちにすんなりと受け止められていくのです。
《ことこと倶楽部》の言いだしっぺ、責任者、手配師、郵便屋さん、運転手、荷物運び、そしてこのホームページの管理人です。《ことこと倶楽部》のこどもたちの活動から、日本音楽のあるべき形を提言できないものかと、大それた野望を夢みています。